生活保護(医療扶助)
What is|生活保護(医療扶助)とは?
簡単に言うと
生活保護(医療扶助)とは、何ですか?

簡単に言うと「生活保護を受けている人の医療費が無料になる制度」です。

重要ポイント3選
医療券は自治体で発行されます。医療券を医療機関に提出することで、無料で医療を受けることができます。
診療依頼書を発行された場合も、後日、医療券を提出する必要があります。
どの病院でも無料で医療が受けれるわけではありません。
無料で医療を受けたい場合は、自治体で指定されている医療機関を受診しましょう。
医療券の発行や指定医療機関について相談に乗ってもらえます。
病院にかかりたいときは、事前にケースワーカーに連絡しましょう。
練習問題
- 解答を見る
定義
- タップで確認
-
医療扶助は、困窮のため最低限度の生活を維持することのできない者に対して、左に掲げる事項の範囲内において行われる。
一 診察
二 薬剤又は治療材料
三 医学的処置、手術及びその他の治療並びに施術
四 居宅における療養上の管理及びその療養に伴う世話その他の看護
五 病院又は診療所への入院及びその療養に伴う世話その他の看護
六 移送
生活保護法 第15条
具体例
生活保護を受けています。虫垂炎(盲腸)になってしまったのですが、お金はどうしたらいいですか?

生活保護を受けていれば医療費は無料です!
ケースワーカーに相談して、自治体に医療券を発行してもらいましょう!これを医療機関に提出すれば、医療費は全額無料になります!
手術代や入院費はもちろんのこと、入院食代も無料になります!

Who|誰が利用できますか?(対象・対象外)
利用できる人(前提条件)
生活保護(医療扶助)はどんな人が利用できますか?

生活保護を受けている人が医療扶助を利用できます!
生活保護を受けるための基準は、概ね次の4つとなります!
- 世帯収入が13万円以下
- 東京都内1人暮らしの場合
- 親族に頼ることができない
- 預貯金が多くない
- 資産価値の高い財産を保有していない
生活保護の基準は明確に決まっているわけではありません!申請は何度でもできるので、生活保護に当てはまりそうなら申請してみると良いでしょう!

対象(病気・障害)
生活保護(医療扶助)は、どんな病気やケガが対象ですか?

どんな病気やケガでも利用できます!保険が効く医療が対象です!

対象外(病気・障害)
生活保護(医療扶助)を利用できないのはどんなときですか?

指定の医療機関以外を受診した場合は対象外です!必ず指定医療機関を受診しましょう!
また、保険が効かない治療は対象外です!例えば、以下の場合は自費になります!
- 自由診療
- 歯列矯正など
- 先進医療
- 差額ベッド代
ただし、生命を維持するのに、先進医療以外の治療方法が何も無い場合などは、特例的に医療扶助が使える場合もあるようです。

When|いつ利用できますか?(タイミング)
いつから(適用タイミング)
生活保護(医療扶助)はいつから利用できますか?

生活保護を受けていれば医療扶助の申請ができます!
病院にかかる前に必ず福祉事務所に相談し、自治体で医療券を発行してもらいましょう!医療券を持っていない場合は、自費となるため注意しましょう!
医療券の発行には時間がかかるため、診療依頼書が発行される場合があります!その場合は、一旦、診療依頼書を提出し、後日、医療券を提出しましょう!
ただし、緊急で病院を受診した場合は、例外的に後から医療券を発行できます!

支払い済みの医療費
生活保護(医療扶助)は支払い済みの医療費にも使えますか?

基本的には使えません!
ただし、救急搬送された場合など、緊急の場合は後から医療券を発行することができます!

Where|どこで相談できますか?(窓口)
相談窓口
生活保護(医療扶助)について相談したいときはどうしたらいいですか?

生活保護(医療扶助)について困ったことがある場合は、以下の場所で相談することができます!
- 福祉事務所
- 市区町村役場

Why|なぜ利用するのですか?(メリット)
メリット
生活保護(医療扶助)のメリットは何ですか?

医療扶助には次の2つのメリットがあります!
- 医療費が無料になる
- 高額療養費制度を利用しても月に数万円かかるため、これが無料になるのは家計にとって大きなメリットです。
- 国民健康保険の保険料の支払いがなくなる
- 生活保護を受ける時点で、国民健康保険を脱退するので保険料が不要になります。

デメリット
生活保護(医療扶助)のデメリットは何ですか?

医療扶助には次の3つのデメリットがあります!
- 病院受診前に医療券を発行する必要がある
- 事前申請を行わないと自費になります。
- 受診できる医療機関が限られる
- 指定医療機関以外では無料になりません。
- 自己負担が必要となる場合がある
- 生活保護を受けていても収入がある場合は、医療費を自分で支払うケースがあります。
- 医療券に本人支払額の記載がある場合は、自己負担が発生します。しっかりと確認しておきましょう。

How|どうやって利用しますか?(申請方法)
申請方法
生活保護(医療扶助)は、どうやって申請すればいいですか?

申請の流れを以下のフローチャートに示します!

福祉事務所や市区町村役場に申請書を提出しましょう。
必要な書類はこちらでご確認ください。
原則、申請後14日以内に受給の可否が決定されます。
福祉事務所や市区町村役場に、病院を受診したい旨を伝えます。
夜間や緊急の場合は不要です。
医療扶助の申請が通ると医療券が発行されます。
一旦、診療依頼書が発行される場合がありますが、後日、医療券の提出が必要となります。
医療券を提出しましょう。
夜間や緊急で医療券が無い場合は、生活保護の受給者証を提示しましょう。
申請費用
申請するのにお金はかかりますか?

かかりません!

必要書類
生活保護(医療扶助)の申請に必要になるものはありますか?

医療扶助の申請に必要なものは特にありません!
ただし、医療扶助の申請の前に生活保護の申請が必要になります!生活保護の申請には以下の6つの書類が必要となります!
- 生活保護申請書
- 収入申告書
- 資産申告書
- 調査の同意書
- マイナンバーがわかるもの
- 本人確認書類
他にも、状況に応じて様々な書類が必要なることがあるので、福祉事務所や市区町村の役場で聞いてみてください!

診断書
生活保護(医療扶助)の申請には、診断書は必要になりますか?

診断書は不要です!
医療機関と福祉事務所の間で、診断書に似た医療要否意見書がやりとりされていますが、利用者は特に何もしなくて大丈夫です!

代理申請
生活保護(医療扶助)の手続きは、家族の代理でできますか?

扶養義務者や同居の家族が代理で申請できます!
しかし、生活保護に至る経緯を細かく説明する必要があるため、可能であれば本人が申請するのがスムーズです!

有効期限
生活保護(医療扶助)の有効期限はありますか?

医療扶助の利用に必須となる医療券には有効期限があります!有効期限は自治体によって様々なので、自分のお住まいの自治体でご確認ください!
医療券の有効期間内であれば、2回目以降の受診では、新たな医療券の発行は不要です!身分証明書があれば大丈夫です!

更新
生活保護(医療扶助)の更新はありますか?

医療扶助の利用に必須となる医療券は更新が必要です!
有効期間が切れる場合は、再度、医療券を発行してもらいましょう!

所得制限
生活保護(医療扶助)に所得制限はありますか?

生活保護の申請に所得制限があります!
概ね月の世帯収入が13万円以下が基準ですが、居住地域や世帯人数によって異なります!詳しくは、最寄りの福祉事務所でご確認ください!

年齢制限
生活保護(医療扶助)に年齢制限はありますか?

年齢制限はありません!

回数制限
生活保護(医療扶助)は、回数制限はありますか?

生活保護の申請に回数制限はありません!
医療扶助の利用にも回数制限はありません!

注意点
生活保護(医療扶助)に何か注意することはありますか?

いくつか注意点があります!
- 指定医療機関でしか利用できない
- 指定医療機関以外では自費になります。
- 自己負担が必要な場合がある
- 医療券に自己負担額の記載があります。
- 原則、事前申請が必要
- 緊急時を除いて、医療券の発行が必要です。
- メガネなどの購入にも利用できる
- 事前に申請が必要です。
- おしゃれな高額メガネは対象とならないので、購入前にケースワーカーに相談しましょう。
- 個室料金には利用できない
- 差額ベッド代は自費になります。

How Much|いくら得しますか?(節約効果)
「いくら」医療費が安くなりますか?
生活保護(医療扶助)はいくらもらえますか?

医療扶助では現金はもらえません!
代わりに受けた医療費が全額無料となります!

How Many|何人が利用していますか?(統計・体験談)
統計データ
体験談
YouTubeコメント
医療費節約チャンネルに届いたコメントを一部ご紹介します!
コメントを書いた頂いた皆様、ありがとうございます!!
